株式会社SOFIX

SOFIX分析 項目別解説

2026-06-02

SOFIX(ソフィックス)とは、土壌肥沃度指標と呼ばれ、Soil Fertility Indexを略した名称です。

SOFIX分析は通常の分析である土壌の化学性、物理性の分析に加えて、 これまで数字で表すことが困難であった土壌の生物性も科学的に分析できます。

SOFIX分析の測定項目はいくつかありますが今回はその中の全窒素についてご紹介していきます。

窒素は植物の生育に必須

全窒素(TN)とは土壌中に含まれる有機態と無機態の窒素(N)を合計した量のことです。

土壌中の窒素源は微生物の生育基質になると共に、植物の生育に必須な多量要素を担う非常に重要な物質です。

全窒素の基準値

有機肥料を適切に施肥している農地では1,000~2,000 mg/kg(土壌)の窒素が含まれています。

しかし、化学農業では窒素源として硫安などを100 mg/kg(土壌)程度、施肥しますが有機肥料を投入しないことから全窒素の値は低くなります。

農場の全窒素や全炭素を分析することによりどのような施肥が行われているか判断できます。

全炭素量と全窒素の関係

SOFIXで解析した農地の全炭素、全窒素、およびC/N比の関係を図1に表しました。

化学肥料を使っている農地は全炭素、全窒素の量が少なく、有機物を主体とした農業をしている農地では全炭素と全窒素はともに多いことが分かりました。

また、図1のピンク色の部分では、細菌数が多く、窒素循環活性やリン循環活性が高い傾向にありました。

図1 農地における全炭素量と全窒素量の関係

全窒素量を知ることは効果的な有機農法を行う上で欠かせません。ぜひ、SOFIX分析で土壌中の全窒素を調べてみてはいかがでしょうか。

SOFIXでは他にも様々な項目で土壌を分析し総合的に土壌状態を診断しています。

SOFIXについてより詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。https://sofixbio.com/about-