株式会社SOFIX

SOFIX分析 項目別解説

2026-06-02

SOFIX(ソフィックス)とは、土壌肥沃度指標と呼ばれ、Soil Fertility Indexを略した名称です。

SOFIX分析は通常の分析である土壌の化学性、物理性の分析に加えて、 これまで数字で表すことが困難であった土壌の生物性も科学的に分析できます。

SOFIX分析の測定項目はいくつかありますが今回はその中の全リンについてご紹介していきます。

リンは植物の生育に必須

全リン(TP)とは土壌中に含まれる有機態と無機態のリン(P)を合計した量のことです。

土壌中のリン源は植物の生育に必須な多量要素を担う非常に重要な物質です。

有機態リンと無機態リン

有機体のリンは有機物由来であり、無機態のリンは化学肥料由来のリンです。

土壌中で有機態のリンは、多くがフィチン酸の形で存在しています。一般的にフィチン酸は穀類のヌカ、胚芽、および豆類などに多く含まれています。

土壌中のフィチン酸分解微生物により、フィチン酸が分解されリン酸が生成されます。

一方で、無機態のリンはリン酸であり水によく溶ける性質を持っています。したがって、直ちに植物に吸収されます。

可給態リン酸にして吸収

可給態リン酸とは植物が利用できるリンの形態のことです。植物は水に溶けているリン酸を吸収して成長しています。

土壌pHが高いと土壌中に存在するカルシウムが容易にリン酸と結合し、リン酸カルシウムとなります。

リン酸カルシウムは不溶性なので植物はリン酸を吸収できなくなってしまいます。

しかし、植物が成長すると根から有機酸(根酸)を分泌し、土壌pHを下げます。これによりリン酸カルシウムからリン酸が解離し、植物が吸収できるようになります。

全リンを知ることは効果的な有機農法を行う上で欠かせません。ぜひ、SOFIX分析で土壌中の全リンを調べてみてはいかがでしょうか。

SOFIXでは他にも様々な項目で土壌を分析し総合的に土壌状態を診断しています。

SOFIXについてより詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。https://sofixbio.com/about-